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気付いたらピンドラのこと考えてる・・・寂しくてたまらん(´;ω;`)
ので、それを文字におこしてみた。
ピクシブで『楽しいりんごの計算』という、林檎のやり取りをわかりやすく図解したものがうpされてるんですが、
それを見たら自分の数え間違いにも気付きまして(;´∀`)
林檎の数え方+やり取りに関する考察(といっても大したモンではない)をまとめました。
ネタバレを多いに含むので続きにたたんであります。
①10年前の箱の中。冠葉が林檎の半分を晶馬に分け与えた(冠葉=1/2個、晶馬=1/2個)。
②10年前のマンション。晶馬が陽毬に林檎を分け与えた(晶馬=1/4個、陽毬=1/4個)。
~高倉夫妻が指名手配され行方不明に&女神様の罰により、陽毬が病気になる~
(①②の時系列は最終話以前を見た限りでは②が先のような印象。でも①が先じゃないとその後の説明ができない)
③生存戦略(1話)により、冠葉が陽毬に林檎を分け与えた(冠葉=1/4個、陽毬=1/2個)。
~ピングドラムを手に入れるため高倉兄弟が奔走~
④12話にて再び陽毬が死亡。冠葉が残りの林檎を分け与えようとするも失敗。
理由としては、冠葉が陽毬の「運命の人」ではなかったためではないかと考えられます。
①②では運命の相手同士で林檎を分け合っており、③ではプリクリ様の介入により林檎を与えられた。
今回もプリクリ様の介入はあるものの、そもそも正しい運命の組み合わせではないので力及ばず失敗。
⑤眞悧から「新薬」を投与され、陽毬蘇生。
23話で眞悧は真砂子を蘇生させていたので、薬はそれを具現化(可視化?)したものだと思われます。
~薬への耐性が出てきて陽毬のタイムリミットが迫る&高倉家崩壊~
(薬が効かない云々の話は本当かどうか怪しい。眞悧は冠葉を引き込みたかったわけだから。でも大した問題じゃないので深く考えない)
⑥22話にて、陽毬が晶馬に林檎を返した(晶馬=1/2個、陽毬=1/4個)。
「私が彼から奪ってしまったもの」の台詞だけ聞くと、冠葉を指すようにも思えますが、③では陽毬としての意識は眠ってたはずなので②のことを言ってるのだと思います。
⑦24話にて、晶馬が冠葉に林檎を返した(冠葉=3/4個、晶馬=0個)。
⑧直後に冠葉が陽毬に林檎をすべて与えた(冠葉=0個、陽毬=1個)。
何故与えることができたのか(④では失敗したのに)については、陽毬の運命の人が晶馬から冠葉に切り替わったからだと考えられます。
22話での晶馬と陽毬の別れ+⑦で陽毬を経由して林檎を返した時の晶馬の姿が一瞬だけ幼少期に戻っていたこと+陽毬の表情などからそれが推測できます。
⑨苹果が運命の乗換えを行い、陽毬が罰を受ける運命が変わった。
代償として苹果は呪いの炎に包まれるが、本来それは晶馬が受けるはずだった罰なので晶馬が苹果の代わりに消えた。
①で箱に入っていたのは、罰を受ける方を決める選別だったと考えられます。罰に対する罪は原罪、テロを起こした親の罪です。
⑩冠葉が子どもブロイラーで透明になって消えた。
苹果が運命の乗換えを行って変わったのは陽毬が罰を受ける運命であり、陽毬が子どもブロイラーに送られる運命が残っていた。
冠葉が粉々に砕かれて消えたのは、それを冠葉が代わりに引き受けたからと思われます。
⑪結果として、冠葉と晶馬がいなかった運命に乗り変わった。
ただし、冠葉と晶馬は愛による死を自ら選択したのでご褒美の林檎が貰えた。
そのうちの1個は陽毬へ残され(林檎=苹果)、もう1個を冠葉と晶馬で分け合ったということでしょう。
結局、冠葉と晶馬が林檎を分け合って始まり、また2人が林檎を分け合って終わりました。
うん、輪ってる。
ちなみに。
23話で冠葉が晶馬を抱きしめ、「ずっとこうしてやりたかった」とか言ってた件。
人は箱の中から出られない、しかし手を伸ばして愛を分け合うことはできる・・というのがピンドラの1つのメッセージだと考えているのですが、23話のアレは、箱から出て直接愛を伝えたいという話なのかなと思ってます。
うーん、こうして見ると冠ちゃんが一番愛に溢れた人だったのかな。
最後の銀河鉄道の話にしても、講義をする側がショタ冠ちゃんで講義を受ける側がショタ晶ちゃんというのも面白い。
でも1話の少年と違って、林檎の話を聞いて「わかんねぇよ」とは晶ちゃん言ってないんですよね。
尺の都合・脚本の都合とも考えられますが、おそらく最も愛への理解が疎かっただろう晶ちゃんが・・!
晶馬の「愛してる」って言葉ほど響いた愛してるは初めてでした。愛してる!(゚∀゚)