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学パロでジュエリです。マイナーであることは重々承知している。

だ が 、 し か し !

DLC設定画よ・・・(攻略本p.582参照)
字が小さくて読み辛いですが、エリーゼの欄をよくご覧下さい。何ということでしょう・・・!
読める、読めるぞ!『ジュードに会いに来ている小学生』という文字がハッキリと!!!!
小学校と中学校やと校舎違うやろそれをわざわざ会いに行くってくぁwせdrftgyふじこlp

公式ありがとう、そしてありがとう。今日も萌えはお腹いっぱいです(゚∀゚)ウマウマ
まぁ実際はジュ+エリな出来のSSですがね。次はジュレイで学パロやったるでぇ。

あ、学コスDLCは一式購入しましたモチのロンで。





私立エクシリア学園。広大な敷地内に初等部から高等部までが併設されているリーゼ・マクシア有数の伝統校で、また多様な入試システムと独自の奨学金制度でリーゼ・マクシアのみならずエレンピオスからも優秀な児童・生徒を集めている。
 
さてそのエクシリア学園、現在は4限目の授業中。育ち盛りの子どもたちはうるさい腹の虫を抑えつつ時計と睨めっこをしている時間帯だ。中等部と高等部の中間にある小さな花壇からわずかに離れた木の下。中等部3年ジュード・マティスはあるモノを発見し当惑していた。
初等部の制服を着た少女。こちらに背を向けてうずくまっており、微塵も動かない。ジュードはトントンとこめかみを人差し指と叩き(彼の癖だ)、まず己の現在位置を確認した。
彼が(彼女も)いるのは学園の最西端にある静かな庭園だ。といっても数本の木々と畳1畳程の花壇しかないそこはほとんど人気がない。ジュードは美術の課題である写生をするため、ここを訪れた。絵画に自信のないジュードは自分の絵を同級生に覗かれたくなかったのだ。それにこの花壇に唯一咲くプリンセシアの花を気に入っていたのも理由だった。
そしてジュードが絵を描き終え、教室に戻ろうと立ち上がり視線を移すと件の少女がいた。
いつの間に?自分が初めに来た時にはいなかった。初等部の子がなぜ?ここは初等部の校舎の真逆にあってかなり距離がある。普通ならば来るはずがないのだが。サボり?迷子?どちらにせよ無視するわけにはいかないだろう。ジュードは少女に優しく声をかけた。
「どうしたの?今は授業中だよ?」
ビクン。大げさなほどに少女の肩が揺れた。恐る恐る振り向いた彼女は既に涙目だ。傍から見たら不審者に思われそうだと苦笑し、ジュードは少女の隣にしゃがみ込んだ。
「僕はジュード・マティス、中等部3年生。君は?」
「…エリーゼ・ルタス…6年生…です」
「そっか、はじめまして」
「……」
「ここ高等部の近くだよ。どうしたのかな?」
微笑み問いかけるも少女、エリーゼは答えない。顔を膝に埋め小柄な体を縮ませた。その体の隙間からはみ出るそれにジュードは気付いた。
「…ぬいぐるみ?」
「!?」
驚いたエリーゼが顔を上げ、その拍子にころっと転がったのは奇妙なぬいぐるみの頭だった。慌ててエリーゼはそれを拾い、砂を払った。無残にも頭と胴体が取れてしまっているぬいぐるみを抱えるエリーゼの目には涙が浮かぶ。ジュードは身長の割りに大きいと言われる手を彼女の頭に乗せ、そっかぁと呟いた。
「大切なんだね…悲しいね」
ぬいぐるみを抱きしめたエリーゼは話し始めた。大きな病気をしていて、今日ようやく登校できたこと。久しぶりの学校が怖くてつい「ティポ」を持って来てしまったこと。それを同級生にからかわれたこと。ティポを奪われ、取り返そうと引っ張ったら頭が取れてしまったこと。思わず教室から飛び出してしまったこと。か細い声は徐々に涙声になり、最後はうまく言葉を発せない程だった。
その間、ジュードはエリーゼの小さく柔らかい頭を撫で続けた。彼女の嗚咽が鎮まるまで一言も発せず、ただエリーゼの言葉に頷いた。
 
「じゃあ、今日はもう帰ろっか」
「…え?」
ようやくエリーゼが落ち着いた時、ジュードは笑って彼女の手を引いて立ち上がった。突然の提案にエリーゼはわけがわからずジュードの顔を見つめた。
「初等部には僕の知ってる子がいるから、荷物は頼んで持って来てもらおう。おうちの人は?」
「今日はお仕事って…」
「うーん、じゃあ保健室に行こう。僕の授業が終わるまで待っててくれる?迎えに行くよ」
「……」
「大丈夫、保健室のプレザ先生はいい人だよ。知ってるかな?」
「し、知ってます…でも…学校」
「…いいんだよ、少しくらい。今日くらい。明日があるんだから」
 
エリーゼに目線を合わせ、ジュードはそっと琥珀色を細めた。優しさを含んだその色は、エリーゼのシーグリーンに滲んで溶けてしまった。
「その代わり、サボるのは今日だけだよ?約束できる?」
「…はい」
 
「あぁそうだ。エリーゼ、ティポ貸してくれる?」
連れ立って保健室へ向かう途中、哀れなぬいぐるみを指差しジュードは言った。不思議そうに首を傾げながらも頷いてティポを差し出すエリーゼにジュードは理由を話した。
「直してくるよ。このくらいなら僕でもできるから」
「あ、ありがとうございます…」
「うん。じゃあ明日のお昼休みにさっきの場所でね?」
「約束、です!」
 
私立エクシリア学園にチャイムが鳴り響く。一斉に騒ぎ出す子どもたちは教科書を放り出し廊下を走る。明日は少年と少女も、その輪の中で笑っているのだろう。
平凡な日常の、かけがえのない出会いのお話。
 
 


 
 
翌日、プリンセシアの庭園にて。
「はい、直したよティポ。それと…」
「わぁ…!ちっちゃいティポです」
エリーゼに手渡されたのはぬいぐるみとマスコット。ジュードの目の下には薄っすら隈があった。親指と人差し指には絆創膏もある。それがジュードの手作りであることは明白だった。
「ティポと学校に来るのは本当はだめだから、代わりにね…ぅわ」
ぎゅうぅっと抱きついて来たエリーゼに笑みをこぼし、ジュードは妹が欲しかったんだよなとエリーゼが離れるまで彼女の頭を撫で続けた。
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