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時間軸はエレンピオスからリーゼ・マクシア一時帰還後。
アル憫と愉快な仲間たちが何かコントみたいなことしてる小話です。



きっかけはレイアの何気ない一言だった。
「最近さぁ、アルヴィンとエリーゼって仲いいよね」
 
全員そろっての夕飯時、パーティのお母さん・ジュードの手料理に皆が舌鼓を打っている時だった。その日のメニューはケムリダケの土瓶蒸し。アルヴィンが、エリーゼ、これ好きだろと、自分の分のケムリダケを一つ分けてやった。それに対しエリーゼがありがとうですとはにかむという中々微笑ましい光景だったのだが。
「言われてみればそうですねぇ」
「エリーゼ、アルヴィンのこと噓つきって言わなくなったよね」
「でしょ?」
「うむ、いい…傾向ではないか。ところでアルヴィン、私には…ケムリダケをくれないのか?」
「ミラ、食べながら喋らない」
 
当人を除く全員が同意したところで、再びレイアの指摘が入った。
「アルヴィンたち、何かあったの?」
「いや、別に大したことは。な、エリーゼ姫」
刺さる視線から逃れつつ、適当に茶を濁そうとしたアルヴィンだったが、彼の誤算はエリーゼに話を振ってしまったことだろう。正確にいうと、彼女の相棒がトラブルメーカーということを失念していたことが敗因。
「うん、ほっぺにチューくらい今時のヤングは皆やってるよねー!」
「ティポオォ?!」
浮遊するぬいぐるみの首根っこを掴み、今すぐ撤回しろとばかりにアルヴィンが迫るが時すでに遅し。
「チューって何!どういうこと?」
「どっちが?どっちがどっちにしたの?」
「ほっほ…若者は大胆ですね」
食卓は大騒ぎである。ああどうこれ収拾つけんの姫なんか顔真っ赤にしてるしいや別にやましいことはないけども、と頭を抱えたアルヴィンだったが、ここで更に誘爆が起きた。
「ふむ…これが所謂ロリコンといやつか」
ミラ様あああぁぁぁぁ!新たな燃料投下にアルヴィンは滝のように汗を流し、ティポはロリコンロリコンと楽しそうに口ずさむ。エリーゼはローエンにロリコンの意味を問い、それにレイアが答えている。
「違うよミラ。学術的にはロリコンっていう性癖はなくて、この場合はペドフィリアが正確…」
「ジュード君つっこむとこ違う!ってか事態を悪化させるようなボケはやめて!」
 
何?俺が何をしたっていうの?…色々やらかしたなその節は本当に申し訳ありませんでした。アルヴィンは内心嘆くが、生憎と彼をフォーローしてくれる暇人はいなかった。肩を落とし、目の前の土瓶蒸し(ケムリダケはもうない。あれ?もしかしてミラ様盗った?)を食べることで傷心を癒そうとアルヴィンは席に着き直した。
 
「食事は皆で楽しく、ですよアルヴィンさん」
ね、楽しいでしょう?喧騒の中、静かなローエンの声を聞いたのはアルヴィンだけだった。
「…~ったまにならな!」
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